森の香り* 魂のヒーリングセラピー

愛知県小牧市で、ハートの声を聴く、占いカウンセリング、自然で健やかなご自身をサポートする、レイキ&オーラヒーリングを提供しております

存在意義

自宅の本棚には、精神世界系の本が最もたくさん並んでいる。

どうしてこんなに精神世界に惹かれたのか、
理由は、本当のことを知りたかったということと、
「真理」を理解することで生きる苦しみから解放されたかった
というのがあると思う。


   image140.jpg



これだけの本を読んでも、
視野を広げたり、何かのきっかけになった本もあるが、
知識として身に付いたというよりも、
自分自身の経験から気づき、
気づいたことの答え合わせになったという点に、
価値があったと思う。

しかし最近は、スピリチュアル目的で
書かれた本に以前ほど惹かれなくなった。

渇いていた心がもう十分潤ったというようなことかもしれない。


今は、小説に惹かれている。

心は潤ったようでも、
眠っていたまた別の扉が開き、
水が欲しいと訴えてきているようだ。

よくよく考えてみると、
人生の学びや成長は、
小説を読むように、じっくりと時間を掛けて、
読み終わるころになってようやく一つのことに気づく、
というような進み方が理にかなっていると思う。

一冊の本を読んで、あれもこれもと真理を並べ立てられるのは、
おせっかいと云うものではないだろうか。


小説の存在意義は、

小説を書く人、

小説を売る人、

小説を買って読む人、

で構成されており、

どこが欠けても成り立つことはない。


私は、小説を買って読む人として、

この構成の中に参加することで、

小説の存在意義を助けられる。


人は、何か大きなことを成し遂げなくてはならないと思いがちだが、

小説を買って読む、

それだけで、世界に貢献できる。

私の存在意義は、ここにもあったと思えることは
自分への許しになる。


そして、小説を通して流れ来るものの何かを、
もっと追い求めて行きたい
という今は幸せな希望に包まれている。





スポンサーサイト



[ 2023/03/30 12:30 ] 日々のこと | TB(-) | CM(-)